山内整形外科クリニック

奈良市富雄の 整形外科,リハビリテーション科,リウマチ科 山内整形外科クリニック

〒631-0074 奈良県奈良市三松4丁目882
TEL 0742-41-4040

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様々な疾患について

湿潤療法について

 

*どんなもの?

今までのきずの治療では消毒しガーゼを当てるのが一般的でした。
しかし、消毒は1時間ほどしか効果が持続せず、消毒薬により再生しようとしている細胞まで破壊してしまいます。
そのため、消毒の時には激しい痛みが伴い、正常な細胞が死んでいってしまう為にきずがどんどん深くなっていき、きずが大きくなりきず跡が残りやすくなります。
また、細胞が再生するためには適度に湿っていること(乾燥させないこと)が重要です。

*どんなふうに治療するのか?

傷を水道水や生理食塩水などで洗浄し、消毒はせず、きずが乾燥しないようにガーゼではなくポリウレタンフォームやハイドロコロイド・家庭用ラップなどをきずに当てます。
基本的にきずを濡らすことや入浴は可能ですし、処置の方法に慣れて頂ければご自分で処置されることも出来ますので、週に1回程度の通院で済みます。
湿潤療法を提唱されたドクターのホームページ(新しい創傷治療)や自分自身の経験から従来の消毒・ガーゼの治療より湿潤療法のほうが治療時の苦痛がはるかに少なく、きず跡も残りにくいと思われます。さらに、やけどや褥創も同じようなやり方で治療できます。
(勤務医時代には褥創の治療を任されていたので湿潤療法を行っていました。実際、湿潤療法を行う前と比べると褥創の治癒・軽快率ははるかに湿潤療法のほうが勝っていました)

*やけどやきずの応急処置

まずは流水(水道水で構いません)でやけどやきずを洗います。
次にやけどであれば家庭用ラップ(ワセリンをやけどに薄く塗ってからラップを当てるとより効果的です)、きずであればラップやハイドロコロイド剤(例えばキズパワーパッドなどです)を当てておきます。ラップなどを当てて乾燥を防ぐことで痛みがかなり軽くなるはずです。
その後、お近くの湿潤療法を行っている医療機関へ受診して下さい。

当院でもこの湿潤療法を行っておりますので、やけど・種々のけが・褥創など安心して来院ください。